背面のワイヤー入れ縫製が終わりましたので、これでサイド部分の表皮は完成しました。
張り込み前にシェル内のウレタンをすべて新品に交換済みです。
ウレタンの厚さは20m/m、フルバケには最適な厚みかと思います。
参考までに、348challenge ケブラーカーボン or 355challengeカーボン、VID2などのOMPのシートは10m/m厚のウレタンを使用しています。
張り込み完了
ショルダーのパンチングアルカンターラとの切り替え箇所はカーブがきつかったですが、細かく切り込みを入れて縫製したので綺麗に馴染みました。
張り込み作業と合わせてセンター部分のダイヤ柄キルト加工用のパターンを製作しています。
今回はかなり細かくダイヤ柄を入れますので、キルティング加工することによりレザーの縮みが発生します。
背もたれから座面先までの柄を合わせるためには、縮み寸法を逆算して荒裁ちパターンを作製します。
あと少しの作業でパターンは完成となりますので、次は荒裁ちしたレザーにダイヤ柄のキルティングを施す作業となります。
レザー裏のウレタンは硬質の10ミリ厚ウレタンを予定しております。
ダイヤ柄キルティングのイメージはこんな感じです。
↓↓↓↓
続きます。。